3回目  お殿様の温泉〜江戸時代藩主の愛用した温泉〜

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江戸時代に大小合わせて300以上のお殿様がいたようですが、
それぞれの領地に専用の温泉を持っていました。
医療機関の無い当事の貴重な療養型保養地でもあったのですね。
映画「テルマエ・ロマエ2」でも古代ローマ帝国の兵隊たちの
怪我や疲労を療養する目的のシーンが描かれていました。
中国地方の江戸時代藩主の愛用した温泉を調べてみると興味深いです。

■地元広島藩の浅野候は湯の山温泉に専用のお風呂を持っていました。
 今でも当事の名残を残す御殿湯跡が残っており見ることが出来ます。
 湯の山温泉は直ぐ近くの湯来温泉同様に広島の温泉地として人気が有ります。
 名物に子持ちこんにゃくが有名です。
 湯来温泉近くには温泉を利用したチョウザメ料理が人気。

■島根県の浜田藩と津和野藩は江津市にある有福温泉を愛用していました。
 今でもこんこんと湯量豊かでつるつるの温泉は山陰の伊香保と呼ばれ名湯です。
 名物に善太郎餅がありヨモギの香りが懐かしい。

■長州藩毛利候は、湯田温泉に御殿湯をもち、
 その中でも松田屋旅館には幕末の志士たちも多く訪れ、
 あの坂本竜馬も入浴したという湯殿が今でもあります。
 名物の豆子郎は上品な外郎として人気です。

■松江藩松平候は玉造温泉に別荘「お茶屋」を設け
 代々の藩主が静養に訪れました。藩から温泉の管理を任された
 「湯之介」が大きな力をもち玉造温泉の一切を取り仕切りました。
 宍道湖で採れる食材を活かした七珍料理が名物です。

■鳥取藩主池田候は吉岡温泉に茶屋屋敷を作り愛用しました。
 その吉岡温泉は昭和41年に国民保養温泉地に指定されています。
 歴史ある「ぎょぅせんあめ」が名物です。
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山崎勇三さんプロフィール