10回目  湯巡り紀行~中国地方編

~部分浴のすすめ~

入浴といえば、肩までお湯につかる全身浴を思い浮かべる人がほとんどと思うが、
部分浴という入浴方法がある。

冬になると、身体を温めるためについつい長湯しがちに。
ただし、入浴方法の中で水圧が一番かかるのは全身浴であり、
特に心臓に負担が大きいので体調のすぐれないときや年配の人は注意が必要である。

部分浴の代表的なものに足湯があり手軽に楽しめて良い。
足湯の効能効果は血液循環の改善により、
「冷え性」に加え、「肩こり」「筋肉痛」「疲労回復」などにも効果があるといわれている。
yumeguri10_01
湯来ロッジの足湯
yumeguri10_02
湯の山温泉の打たせ湯
yumeguri10_03
岩井温泉銘菓・鬼の腕
中国各地にも足湯がありほとんど無料なのが嬉しい。

広島県には湯来温泉ロッジに足湯があり多くの人が楽しんでいる。

湯の山温泉には打たせ湯があり人気だ。
打たせ湯は、滝の湯とも呼ばれ、滝のように落下する温泉で、肩・首すじ・腰などを打せる方法で、
筋肉のこわばりを和らげ、肩こり・腰痛などに効果がある。

腰湯という入浴法があり、腰下だけを温泉にひたらせる方法で、
入浴部分の血流を改善し、冷え症・下肢の血液循環不全に効果がある。
全身浴に比べ体力の弱っている人でも可能な入浴方法である。

鳥取県岩井温泉は、1300年の歴史を誇る山陰最古の温泉で、
「湯かむり」という頭に手ぬぐいを乗せ、
柄杓で湯をかむるという江戸時代から伝わる珍しい風習がある。
腰痛・神経痛などに効果が高い。
山崎勇三さんプロフィール