writer:ホンピー

 単身生活の楽しみは、一人で出かける映画鑑賞です。大阪での5年間は、テアトル梅田やシネ・リーブル梅田が楽しみの場所でした。山口県周南市へ転勤後は、周辺に同じような映画を上映する場所を見つけることが出来ず、全国封切館の一般映画を楽しんでおりました。

 広島に帰ればサロンシネマなどへ出かけるのですが、なかなか気になる映画に出会うことが出来ず、休日の過ごし方に悩んでおおりましたが、今回見つけてしまったのが山口情報芸術センターの映画鑑賞会です。仕事の都合上、週末しか行くことが出来ないのがとても残念です。8月にはルキーノ・ヴィスコンティの「山猫4K修復版」「ルートヴィヒ デジタル修復版」の上映があるようですが、週中の予定で観ること叶わず、残念!!

 今回楽しんだのはエリック・ロメール監督の「友だちの恋人」というフランス映画でした。取り留めもない映画でしたが、フランス流の喜劇的終末にちょっと感動したものです。タイトル通りの展開になるのですが、ファッションンも楽しめ、パリの風景も楽しめた、上等な品のある作品でした。
 最近の大きな映画館で上映される作品、それなりにスケールも大きくてCGを駆使したスマホ世代には大受けしそうなものが多いのですが、私が古い(年寄)せいかもしれませんが、この手の映画は苦手です。
 実生活の少し脇道のストーリーに、叶わない願望を抱くのが、性に合っているのです。

 今までの映画で印象に残っているのは、浅田次郎原作の「壬生義士伝」でしょうか。初めに原作を読んだのですが、涙腺解放状態で本を読んでこんなに涙がこぼれたのは初めてでした。これが映画になると聞いて、娘に絶対にこの映画は観ようと思うと言ったところ、「本でそんなに感動したのなら、たぶん映画になったら原作とのギャップがあり過ぎて同じ感動はないから、そのつもりで観たほうがいいよ」と言われました。ところが映画を観たら、原作を読んだ時以上に心が打たれ、暫くは席を立つことも出来ないくらいのハンカチ準備状態。この映画の頃から日本映画を多く見るようになりました。酔いしれるような感動を与えてくれる映画は、これからの老後の楽しみです。(雑感です)




writer:ホンピー


毛利元就の里、安芸高田市の産です。
人生をお気軽に過ごし映画と音楽とカープを愛し、
いまだに大人になれない「ミーハーやん爺」です。



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