切らない多汗症とワキガ治療

writer:杉江 善哉


汗ばむ季節が近づくと、体臭が気になる方も多いのではないでしょうか。
なかでも多汗症やワキガは人に聞きにくいデリケートな話題でもあります。


多汗症とワキガについて

 多汗症とワキガは同じものと思っている人が多いですが、ワキガと多汗症は実は違います。簡単に言うと、多汗症は多量の汗をかくことです。手・足にも見られ、ワキの下だけではありません。対して、ワキガは全く汗をかかなくても周囲に嫌がられる臭いがします。次に多汗症の原因は自律神経のバランスの崩れによるものが多く、ストレスや極度の緊張で多汗症になるケースが多いです。対して、ワキガのほとんどが遺伝性のもの。両親のどちらかがワキガ体質の場合、その体質を受け継いでいる可能性があります。しかし、因子がなくても脂っこい食生活で起こることもあります。いずれにせよ、ワキガ臭をより強くしないためにもバランスの良い食生活を心掛けましょう。

ワキガの原因
汗腺からの分泌物を細菌が分解し、新たな物質を作り出すことにより臭いが発生します。汗腺は毛穴と繋がっており、毛穴から皮膚へとニオイのもとである物質が分泌されます。 またご家族の中でワキガ体質の方がいらっしゃる場合、遺伝する可能性がございます。


脇を切らない!最新ワキガ、多汗症治療

 ワキガ・多汗症を根本的に治すには、汗やニオイの原因となるエクリン汗腺やアポクリン汗腺を取り除くことが一番。その治療法は幅広く、ボトックス注射、レーザー治療、手術などが主流です。とりわけ注目されているのが、「ビューホット」。ワキガ・多汗症のためだけに開発された最新医療マシンです。脇を切らないかわりに、皮膚に直接針を刺し、原因となっている汗腺に高周波を当て、高周波の熱によって汗腺を破壊するという治療法です。治療時間は両脇で約20分。麻酔をするので治療中の痛みは全くなく、熱を持った皮膚を冷やして終了です。個人差はあるものの、1回の治療でほぼ永久的な効果が期待できます。またダウンタイムはとても短く、通院の必要もありません。学生さんやお仕事でなかなかお休みが取れない方には大変おすすめの治療法です。「手術は怖い」「傷あとが心配」「こっそりやりたい」など日常生活に制限なく治療を受ける事が可能です。

乳輪ワキガ、すそワキガなどデリケートゾーンにも対応

 ワキガと同様に、胸の乳首や陰部のニオイでお悩みの方もいらっしゃいます。ただデリケートゾーンの手術は皮膚にダメージを与えてしまうリスクもありますが、切る必要のないビューホットなら安心して治療を受けられます。デリケートゾーンの場合、若い方の治療が多いですが、中高年の方も入院などで入浴回数が減ることを気にされ、治療に踏み切る方もいらっしゃいます。

□ 汗の臭いが気になる  □ 汗の量が多い
□ 服に汗じみができる  □ 毛の量が多い、濃い
□ 耳垢が湿っている   □ 家族にワキガ体質の人がいる




中央クリニック_杉江院長
日本美容外科学会 美容外科専門医
杉江善哉 院長

《profile》
1992年、東京慈恵会医科大学卒業。1993年より、都内の大手美容外科、美容クリニックに勤務、その後院長を歴任し、数万件にも及ぶ美容外科手術の実績を持つ。2006年より広島中央クリニック院長に就任。日本美容外科学会、日本美容皮膚科学会、日本医学脱毛学会、日本抗加齢学会、ボトックスビスタ認定医、サーマクール認定医

広島中央クリニック http://biyouseikei-hiroshima.com/