Vol.18 山下江法律事務所所長
弁護士 山下 江さん

山下江法律事務所所長/弁護士 山下 江さん
山下江法律事務所所長/弁護士 山下 江さん

【プロフィール】
1952年、江田島市生まれ。修道高校〜東京大学教養学部・
同大学工学部。1990年司法試験合格、1993年弁護士登録、
1995年に山下江法律事務所設立。以降、広島弁護士会副会長、
NPO法人広島経済活性化推進倶楽部(KKC)理事長、
山口フィナンシャルグループ(YMFG)監査役、
広島市中小企業支援センター事業可能性評価委員、NPO法人
瀬戸内里海振興会理事長などを務める。
趣味は釣りや映画鑑賞、読書などで、週2回は
健康維持のためにプールで1㎞以上の水泳を行っている。

【ブログ】なやみよまるく


依頼者に寄り添う法律事務所を目指して。

 15名の弁護士が在籍し、広島最大級の規模を誇る山下江法律事務所。その所長を務める山下江さんが今回のCHICな人です。柔和な笑顔と気さくな語り口が好印象の山下さんですが、現在に至るまでには激動の半生がありました。



学生運動への傾倒

 修道中·高時代を通じて学年トップの成績を維持し続けた頭脳明晰な山下さんは、親の期待もあり当然のように東大へ合格。しかし時代は学生運動の最中、デモやストライキに参加しているうち、気付けば学生運動の中心的存在になっていました。指導的立場として全国を飛び回り活動を続けていく中で、ふと目に留まったのはある新聞社のアンケート。国民の8割以上が自分を中流以上であると答えたそのアンケートに「ほとんどの人が幸せを感じる世の中になったんだ」と思い、自身の活動に終止符を打ったといいます。30代半ばのことでした。



法律事務所を開くまで

 「これまでとは違った形で世の中の役に立つことはないか─」活動を終えた山下さんが一念発起して目指したのは、弁護士への道でした。当時1%台の合格率だった超難関の司法試験に3年で合格。「1日13時間勉強したよ」と本人は笑います。それから東京弁護士会所属の弁護士となりますが、ほどなく帰広しての独立を決意します。依頼が来るかどうかもわからない状況での独立は、相当の覚悟が必要だったと山下さんは振り返ります。ところが、蓋を開けてみれば修道時代の友人たちが仕事を紹介してくれ、当初の心配をよそに手が回らないほどの忙しさに苦しんだといいます。その後は、依頼件数の多さを見越して弁護士を増やし、今では事務所も大所帯になりました。



弁護士として経営者として

 弁護士の人数が多いと、総合力と機動力に優れ、多角的な良案に恵まれるのも強みであると山下さんは語ります。ただ、根っこにあるのは〝依頼者に寄り添い、共に問題を解決していける法律事務所〟であること。法律だけでは割り切れない部分へ、弁護士としての知識+アルファでアプローチしていく必要性を訴えます。「まだまだ敷居が高いと思われがちな法律事務所ですが、もっと気軽に相談してもらって『あそこに行って良かった』と思われることが望みです」。社会貢献活動にも精力的な山下さん、世の中のために動き続ける日々は続きそうです。





事務所のモットーを表現したロゴマーク

事務所のモットーを表現したロゴマーク。
「山」の字をモチーフに「笑顔」を、
カラーは燃える赤を採用し「闘志」を、
そして人と人が繋がっているようにも見える図柄で
「信頼」を表しています。


起業家支援を行っているKKC。その創立10周年記念の起業家・投資家・専門家交流会(平成23年)

起業家支援を行っているKKC。その創立10周年記念の
起業家・投資家・専門家交流会(平成23年)で、
参加者に約20名の役員を紹介する理事長の山下さん。