Vol.3 実業家 渡辺 弘基さん

実業家 渡辺 弘基さん

実業家 渡辺 弘基さん

【プロフィール】
1947年生。福岡県出身。
元プロ野球選手。退団後は野球解説者へ。
現在はイベント企画会社を経営する傍ら講演活動、
大学野球や社会人野球の指導者としても活躍中。



いつまでもチャレンジする心、どんな時でも明るく前向きに。
それが人生を楽しくする秘訣です。


 「山高ければ谷深し。ジェットコースターの人生でしたよ」と語るのは、貴重な中継ぎ左腕として広島カープ初優勝にも大貢献したナベさんこと渡辺弘基さん、御年63歳。
 現在は本業のイベント企画会社経営のほか、広島ホームテレビ「あっぱれ!熟年ファイターズ」メイン司会、広島カープOB会事務局長、全国プロ野球OBクラブ広島幹事、その合間に多数のゴルフと飲み会をこなし(ご本人談)、野球を引退する時に奥様と交わした年2回以上の旅行の約束を確実に実行されるなど、多忙な毎日を送っていらっしゃいます。


 野球を通して学んだのは「負けない心」。その後は「コーチとして残って欲しい」というオーナー直々の申し出を断り、小さい頃からのもうひとつの夢であった「実業家」になるべく転進するも、やがては業績不振に。「やれると思うとったんです。でも甘かった」。精神的にはしんどい時期を迎えましたが、「人の情けや感謝する心を肌で学んだ」ともおっしゃいます。

 その後は「手を抜かない」「弱音を吐かない」という信条と「おまえら(ご家族を)絶対食わしちゃる」という気持ちを支えに、人のご縁にも支えられ、今の渡辺さんがあります。


 「色んな人と関わって、コミュニケーションを図っていたら、いつのまにかここまで来ていました。人とのつながりを見ていると人生は面白いですね」。
 思慮深い言葉の奥には人知れずの努力があったはずです。それをおくびにも出さない、満面の笑みをたたえる真摯な物腰にプロ意識が宿っています。


 現在は社会への恩返しという気持ちから、子供達にも積極的に野球を教えていらっしゃいます。「野球は人間教育。心の鍛錬こそが大事」。挨拶をする、人を悪く言わないなど、人としてのマナーを身につける指導もされています。


 CHIC世代の方たちへメッセージをお願いすると、「いつまでもチャレンジする心が大事です。なるべく相手の良い面をほめて口にし、努めて気持ちは明るくすることも立派なチャレンジだと思います」。

 その柔和な表情は、渡辺さんの日々のチャレンジの賜物であることに気づきました。





広島カープ初優勝の陰のMVP

広島カープ初優勝の年、後半戦28試合50回1/3を投げ、
防御率0.55の大活躍は古葉監督をして
「陰のMVP」と言わせたほど。

お茶の間で親しまれる広島の顔

現在はお茶の間で親しまれる広島の顔として、
なくてはならない存在です。