Vol.1 三瀧荘 女将 藤田 晶子さん

三瀧荘 女将 藤田 晶子さん

三瀧荘 女将・藤田 晶子さん

【プロフィール】
広島県出身。34歳の時に「三瀧荘」の女将に。
リニューアルオープン後もお客様に喜んで頂くために奮闘中。
また2人の子どもをもつ母である。


謙虚さは一番の美徳
おもてなしの心を伝えるのが私の使命


 女将を勤めて約30年、「喜怒哀楽、たくさんの事を学ばせていただきました。」そう語るのは現在、結婚式場としてリニューアルオープンした「三瀧荘」の女将 藤田さん。昭和のバブル期に旅館・料亭として栄えた「三瀧荘」には、政財界から数々の著名人が訪れ賑わいました。

 「3年前に足を骨折したのをきっかけに、三瀧荘を一時閉店させていただいておりました。愛着のある建物を崩してしまうのは忍びなく、休業中も建物と庭の手入れは欠かさずしていました」。3年間の休業中は、ぽっかりと穴が空いたようだったと振り返る女将さん。これまで走り続けた日々を振り返り、懐かしくもの思いにふけることもあれば、反省する事もあったとか…。 「全部、自分でやらないと気が済まなかったんです。皆の支えがあってのことなのに、そこのところが見えなくなっていたのでしょうね。とても生意気だったと思います」。飾らない言葉で語られる思いから藤田さんの実直さが伝わってきます。


 そんな中、ノバレーゼ(株)との縁がきっかけで再出発をすることに。「ノバレーゼの浅田社長の謙虚な人柄に惹かれ、再出発を決意しました」。旧三瀧荘の古き良きおもてなしの心と新しく洗練されたシステムが共存し融合することで、さらに魅力ある婚礼式場&レストランとして甦り、新たな一ページを刻み始めています。


 縁を大切にする女将さんの周りには、同じ思いや志を持った人が自然と集まるのかもしれません。
 「料理長を始めスタッフがとても素晴らしいので、やり甲斐を感じます。若いスタッフ達にこれまで自分が学んだ事を1つでも多く伝えていきたいです」と話す笑顔は、柔らかく自然体で美しい。


 「お客様をお迎えする時と、お送りする時は、心の中で手を合わせています」接客は心と繰り返す女将さん。マニュアルではなく自然に育まれるもので、心からの感謝が顔や動作に出るのでしょう。そんな「三瀧荘」には、昔からの馴染みのお客様はもちろん、日々沢山の方々が訪れています。これも女将さんの温かい笑顔と人柄に惹かれてのことでしょう。
 藤田さんが自分の人生や仕事を振り返り、懐かしみ、語るのはまだまだ先のようです。





三瀧荘総料理長:鈴木 一生さん

三瀧荘総料理長:鈴木 一生さん

25歳で香港シャングリラホテル「なだ万」に勤務。帰国後、「レストラン中村孝明」で総料理長を務めた経歴をもつ。
三瀧荘